昨年9月に水文学実験Uに向かう途中で撮影した羽村の「まいまいず井戸」。武蔵野台地では地下水面が深いために、まず大地をすり鉢状に掘ってから、その底に井戸を掘る。深みに達するためにはその口は広くなければならない。研究という行為も同じ。特に環境問題は地域の問題。一般性や普遍性といった範疇の知識を含む幅広い知識や経験を持った上で個別性を掘り下げていく。これができないと問題に対応することはできない。
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近藤の予定
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タンザニア、マクタポーラ村にて
スリランカ、シギリヤ遺跡にて2010年を迎えて、リバイズしなければならないと思っています。しばしお待ちを。
2008年を迎えました。昨年は環境に関わる社会学系、哲学系、の本をたくさん読みました。私の自然観と波長が一致したのか、すっかり社会学かぶれになっています。そんなこともあり、“環境研究”と“環境問題に対峙すること”は全く異なる行為であることを強く感じています。グローバル、大陸スケールの変動研究のための画像解析はこれからも続けていますが、趣味みたいなものです。地域の環境問題に包括的な視点から取り組む課題を探して取り組みつつあります。
2006年度は私は大きな問題を抱えてしまいましたが、その過程で人が対象に対して持つ考え方がどのように形成されるのか、その背景について考え続けていました。というのは事実を明らかにする努力をしないで、あるいは恣意的な調査結果に基づいて、演繹的に結論づける分野があるということがわかったから。これに対して環境学は事実関係を明らかにするために徹底的なフィールド調査を多様な視点から行います。その結果として、一般に流布している環境問題の認識とは全く異なる側面が見えてくることがある。そして、これがわからなければ問題の解決は不可能であるということ。2007年度は現場に密着した研究に没頭したいと考えています。(2007年3月)
(2004年度記述) 研究課題は加齢とともにだんだん変わるものですが、2004年度からの大学法人化に際して、
こんな風に考えてみました。これはリモートセンシング中心に書いており、そのフレームとしては下記のように考えています。
・グローバル変動研究
・地域変動研究
・気候要因と人間要因による包括的な要因解析
科学の成果の社会へのフィードバックのためには”現実”に直接関わる事が何より重要です。そこで、フィールドサイエンスとしては下記のような流れを重視したいと考えています。
・地域区分
・地域研究
・比較研究
地域区分に関しては水収支に基づいた世界の区分を試みました。
このフレームの中で、最近は半乾燥地域、すなわち中国華北平原に取り組んできました。若干の成果をここに掲載します。今年(2004年)は湿潤地域の下見として、中国華南地域(湖南省、広東省)、香港に行ってきました。
いずれは比較研究の段階にはいり、世界を自分なりに理解したいと考えています。
(2003年度まで掲載していた内容)
専門は?と聞かれたら"自然地理学・水文学”と答えることにしている。すなわち、なんでもやりたい、というよりもやるべきである。自然は多様なのだから。しかし、今、所属しているのは”環境”を冠した研究センターである。だから、”問題解決型”の研究をすべきではないか、と考えた。そこで、現在は下記の2つの研究課題に力を注いでいる。
・中国の水問題:リモセンは問題解決にどう役立つか?フィールドサイエンスからの知識をRSに注ぎ込みたい!
・健全な水循環とは:GIS/RS+野外調査+経験がキー!
また、リモートセンシングを環境研究の重要なツールとするために、
・植生リモートセンシング
に関する研究を行っている。最終ターゲットは水・エネルギー・炭素の広域フラックスである。
詳細は当ページあるいはCEReSのホームページの各所にリンクしてあるのでご覧ください。
■話題
映画"愛と悲しみの果て"の舞台、ンゴングヒルにて−ケニヤ、ナイロビ−
「口は禍の門」コーナーを設けました。ご意見お待ちしております。
■世界の風景
私の初めての海外渡航は1988年のアフリカでした。その後、アジア・アフリカ・中近東を中心に16カ国を巡る機会を得ましたが、結構珍しい地域も訪れていますので撮りためた写真を紹介したいと思います。少しづつ追加していくつもりです。
このページに関するお問い合わせは kondoh@faculty.chiba-u.jp までお願いします。