2004年7月新潟豪雨災害

梅雨前線の活動により新潟県南部、福島県西部を中心とした豪雨が発生し、中之島町、刈谷田川で破堤、浸水被害が生じました。被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。この場所の土地条件を国土調査成果およびリモートセンシング、空中写真から見てみます。

国土調査成果による「三条図幅」を掲載します(国土交通省)(千葉大学CEReS)
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地形分類図(GIF:58MB)

表層地質図(GIF:58MB)

土壌図(GIF:63MB)

土地利用現況図(GIF:40MB)

破堤が生じた中之島町付近の昭和50年(1975年)の空中写真を左側に示します。(国土交通省)
右側は明治44年測図(大正3年発行)の5万分の1地形図の部分です(縮尺は合っていないので注意)。80年間であまり市街地の範囲は変わっていないようです。

中之島町付近の地形分類図(拡大)です。黄色が"「自然堤防」、緑が「三角州」に相当します。

刈谷田川の蛇行部にある中之島町市街地は、1975年当時は比較的高燥な自然堤防上に立地しています。市街地の周囲は「地形分類図」によると三角州となっており、水田として利用されています。

2000年頃のランドサットTM画像です。市街地は紫色、水田は緑に見えます。(NASA/MrSID)

(縮尺が統一されていないので、ランドマークを基準にして他の図と比較してください。)

この25年間で市街地化が進んだことがわかります。かつては後背湿地(地形分類図では三角州となっている)で水田として利用されていた場所が、市街地となっている場所がたくさん認められます。後背湿地はもともと低湿で、洪水時には冠水の危険性が高い場所であることを常に意識することが大切でしょう。

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